Food Working Women|遠藤千恵さん

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FOLE 002:  ties シェフ 遠藤千恵さん

fww_endo今回のFood Working Womenは、今年の5月に武蔵小山にオープンした「Ties」の女性シェフ、遠藤千恵さんに登場してもらいます。 無農薬野菜など素材にこだわった料理と自然派ワインのセレクトバランスが素晴らしいTies。そんなTiesを仕切る遠藤千恵シェフが飲食業界に入るきっかけになった動機と今回、Tiesのシェフになられた経緯を聞いてみました。

—まず遠藤千恵シェフが飲食業界に入るきっかけになった動機と今回、Tiesのシェフになられた経緯を教えてください。

 幼い頃から料理が好きで、それ以上に料理を囲んで家族や友人と過ごす時間がとても好きでした。美味しいものを食べると自然と笑顔になりますよね。それを誰かと分かち合うことによって、そこに共感と笑いが生まれる。人生をより豊かに健やかにしてくれる、そんな時間のきっかけになる食に携わることをいつか生業にしたいと、いつの頃からか漠然と思うようになっていました。
 大学卒業後に航空会社の客室乗務員として働き各国を訪れるなかで、その土地ごとに気候風土にあった食材があり、調理法があり、食文化があることを身を以て知り、身土不二(人と土地とは繋がっている)ということを意識するようになりました。このことは、料理をするうえで今も大切にしていることのひとつです。四季の移ろいのある日本には、季節ごとの旬の食材があり、それらの食材にはその季節に合った働きがあります。例えば夏が旬の胡瓜やトマトには身体を冷やす働きがあり、冬が旬の根菜類には身体を温める働きがあるように。そんな旬の恵みを使った料理を分かち合いたいという思いが日に日に強くなり、料理教室のアシスタントとして飲食業界に入りました。その後、講師、数店のレストラン勤務を経験し、ご縁あって武蔵小山でレストランを始めることとなりました。
 店名の「ties〔タイズ〕」には、結ぶ、繋がるという意味があり、「食を通して人と人、人と土地との繋がりが生まれ、深まり広がっていく結び目のような場所」でありたいとの思いから、この名をつけました。

—まだまだ、この飲食業界、特に料理の世界は男性シェフのイメージが強いと思われますが、その辺りはどうお考えでしょうか?

 確かに、シェフ=男性ですよね。現場の仕事は朝から晩までの重労働で、体力的にはタフな環境ですし、結婚や出産といった環境の変化によって、物理的に現場に立ち続けることが難しいことも理由のひとつかもしれません。ただ広く飲食業界としてみると、料理研究家、栄養士、フードコーディネーターなど、多くの女性が食に携わるプロとして活躍されていて、同じ女性として頼もしく心強く感じます。スタイルは異なれど、同じ食に携わる人々の繋がりが深まり広がっていくことで、ますます飲食業界が楽しく豊かなものになり、ひいては日本の食文化が豊かになっていけばと思います。そのためにも、私も一所懸命頑張りたいと思います。

遠藤千恵さん、本日はお忙しいところありがとうございました。


Shop info.

ties外観

 

 

 

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